製作事例

上野 小松旅館

小松旅館リノベーション

東京都台東区東上野に位置する小松旅館は、100m2以下の一般住宅をリノベーションし、客室5室という日本で一番小さい旅館です。
当初は旅館営業のための規定をクリアするためのプロジェクトとしてスタートしましたが、世界から多くの観光客が集まる立地性をふまえ、和モダンの要素を取り入れ、日本の文化を感じながら宿泊も愉しんでいただけるよう空間を設計しました。

マイデザインのプラニングは次の通りです。

マイデザインのプランニング
小松旅館のプランニング
小松旅館の暖簾
小松旅館の暖簾
小松旅館のルームプレート
小松旅館のルームプレート
小松旅館の壁紙リスト
小松旅館の壁紙リスト
小松旅館の造作カウンター
小松旅館の造作カウンター
小松旅館の備品リスト
小松旅館の備品リスト

リノベーションが進む中、1階の天井が4m弱もあることが分かり、この高さを更に生かすための空間作りということで、居間にロフト空間を作り、空間内に広がりを生み出しました。
一昔前、1階は凧を作るための作業場として使われていたようです。
建物のもつバックグラウンドでさえ、非常に興味深いものでした。
宿泊施設の問題が山積する日本において、提案性のある新しい宿泊形態のひとつであると考えています。

暖簾をくぐると、東京の喧騒から逃れたかのような、松の色に包まれた空間が広がります。
1階は宿泊者のための共用スペースがあります。天井の高さを生かしたロフトには、松葉紋の壁紙を配し、宿泊者のコミュニケーションスペースとして寛ぎの空間を提供します。

ゲストルームは、1Fに1室、2Fに4室、合計5室になります。限られた空間を最大限にお客様にお休みいただけるよう、清潔で落ち着きのあるゲストルームを作りました。

101号室には、赤を基調とした「麻の葉紋」の壁紙を配しました。
江戸切子の代表的な柄としても有名ですが、人とのつながりを表す縁起の良い紋として受け継がれています。
旅をする人々に素敵な出会いがあるよう願ってデザインしています。
アンティークの収納棚を設置し、江戸風情をお楽しみいただける空間です。この部屋にはロフトもついております。

201号室は、東京湾を連想させる「青海波紋」の間です。
古代ペルシャからシルクロードを通り、中国を経由して日本に伝来したと伝わる文様で、旅人のような柄です。
また、海の恵みや無限の広がりを表しています。
小さな卓袱台で、香り豊かな日本茶を楽しみながらゆったりとお寛ぎいただけます。
正面の通りに面したこの部屋は、自然光が入り日本の風情を感じていただけます。

202号室は、「七宝紋」の間です。
同じ大きさの円形を四つ重ねてつないだ連続紋のことで、輪が四方に無限に広がっていくさまから四方となり、四方が七宝になったとされています。
人と人との出会いは何事にも変え難い至福です。
デザインとして空間に取り入れることで楽しい旅を続けていただきたいと願っています。

203号室は、江戸時代に流行した「市松紋」の間です。
人気歌舞伎役者、佐野川市松が舞台で身に付けた袴より大流行した紋様です。
江戸の風情を感じていただけるような空間です。
一点物の小さな子抽出しがアクセントとなり、より和の時間をお楽しみいただけます。

205号室は、東京湾を連想させる「鱗紋」の間です。
厄除けの意味をもち、紺色にすることでシックな印象を与えています。
自然光の入るこの空間も東京の時の流れを感じることができます。

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